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「しゅふれん」は1948年(昭和23年)にできた消費者団体 しょうひしゃだんたい で、正式な名前は主婦連合会 しゅふれんごうかい といいます。
「折れたり、頭の部分が割れてしまうマッチをとりかえて!!」と、お母さんたちが集まって大会を開いたのがきっかけ。第二次世界大戦で日本が負けてから3年目。食べる物も日用品 にちようひん もお金では買えず、配給 はいきゅう といって生活に必要なものは政府が決めた量しかもらえませんでした。当時は、マッチも配給 はいきゅう の1つでした。
今のようにガスや電気でごはんを作るのではなく、マッチで まき に火をつけて料理していたので、マッチはとても大切なものでした。そのマッチが使えない! それはみんなにとって、大きな悩みでした。その悩みを解決しようとみんなで集まって、政府に抗議 こうぎ し、使えるマッチにとりかえてもらいました。
困ったときやおかしいと思うことがあったとき、黙っていないでみんなで意見を言えば、世の中が変わることがわかりました・・・その時集まった人たちが主婦連合会 しゅふれんごうかい を設立したのです。
「台所から政治を変えよう」「もっと暮らしやすい社会をつくろう」との願いは、今でも運動を支えています。



「しゅふれん」の歴史を少しずつご紹介します。
(できごとは更新中。)

 

●主婦会館開館  1956年5月

 現在、主婦連合会の事務局はJR四ッ谷駅前の「主婦会館」というビルの3階にあります。主婦連合会ができたとき、まだ主婦会館はありませんでした。みんなで集まれる場所がほしい。そんな希望を実現しようと、7年間も募金を集め、やっと主婦会館を建てることができました。今の主婦会館は1998年に建て替えた新しいビルですが、古い主婦会館が設立されたのはちょうど50年前の1956年5月です。今は、四ッ谷駅には東京メトロが2本、JRも中央線と総武線 そうぶせん が停まり、とても便利なところですが、50年前は主婦会館の周りには何もありませんでした。

 

日用品試験室 にちようひんしけんしつ   1956年5月

 1956年に主婦会館を建てた時、町で売っている日用品が安全かどうか、箱や袋に書いてある表示と中身に違いがないか、などを調べるために試験室をつくりました。この部屋を「日用品試験室」といいます。日本国内で消費者団体が持つ試験室の第1号です。
 製品を、見たり使ったりするだけでなく、科学的に調べて、その製品を作っている会社や国などにさまざまな問題点を うった えたり、消費者の主張や提言 ていげん を行なってきました。衣・食・住にわたる日用品のテスト結果をもとに、新しい法律ができ、制度も改正されました。
 しかし、最近の製品の構造は複雑で、私たちのような素人が試験して、科学的裏づけを持つことが困難になってきました。そこで、会館を建て替えるとき、残念ながら「日用品試験室」を作りませんでした。

 

苦情の窓口 くじょうのまどぐち   1960年8月

 今ではほとんどの製品に「お客様相談窓口」の連絡先やフリーダイヤルが記載 きさい されています。また、国や地方自治体など役所にも相談窓口があります。その元は、主婦連の「苦情の窓口」です。
 その当時は、苦情を言いたくてもどこに行ってよいのかわかりませんでした。どうすることもできず、泣き寝入りすることが多かったようです。そこで、主婦連では苦情を社会的な問題として取り上げ、消費者の共通の利益のために役立てましょうと苦情の窓口を全国35ヶ所に開設しました。
 1年目に集まった苦情は、14,892件。2年目は9,863件もありました。主な内容は、ごみ、道路、交通、水道、商品の表示、洗うと色の落ちるセーター、老後の生活の不安、政府の政策に関するもの、などです。

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