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申し入れ・要望

《「魚介類等に含まれるメチル水銀について」の食品健康影響評価に関する審議結果(案)についての意見書》
2005年7月22日

《内閣府食品安全委員会 委員長 寺田 雅昭  宛》


 汚染物質専門調査会において審議された「魚介類に含まれるメチル水銀にかかわる食品健康影響評価」について以下に意見を述べます。

耐容1週間摂取量について
 JECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門家会議)で2003年に行われたメチル水銀に関するリスク評価でのTWI(耐容1週間摂取量)は1.6μg/kg体重/週です。今回、食品安全委員会汚染物質専門調査会(案)はTWIを2.0μg/kg体重/週としています。ともにフェロー及びセイシェルにおける疫学研究調査結果を根拠としながらも、JECFAの耐容摂取量の算出方法の毛髪中水銀濃度を経口摂取量に置き換える必要性なども検討された結果、数値に違いが出た点は一定理解します。しかし、最近の日本人の食生活で口にすることも多いマグロ類が、水銀濃度が高い魚介類の対象ではないなど、一般的な消費者の思考では理解しがたいところがあります。評価結果(案)について、この点を含めて再考されることを望みます。

メチル水銀の対象とする集団について
 ハイリスクグループを胎児とし、耐容摂取量の対象者を妊娠している方、また、可能性のある方としています。しかし、脳機能の発育段階にある幼児も対象とし、TWIを設定することが必要だと思われます。

今後の課題
 消費者が従前より懸念してきた、有害化学物質の複合影響など「食品中のメチル水銀以外の成分との交絡作用」として今後の課題とされていることなど今後の研究に期待します。また、メチル水銀のTWIは、栄養指導などにおける分かりやすい算定方法に倣い説明されることが必要であると思います。


以上

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