《4K・8K 放送対応テレビに関する質問書》

申し入れ・要望

≪4K・8K 放送対応テレビに関する質問書

2018年4月11日


≪一般社団法人 電子情報産業技術協会 会長  長榮周作 様 
 宛≫

主婦連合会

4K8K放送を受信するには、消費者は対応するテレビに買い替える必要がありますが、今後発売が予定される4KK対応の新型テレビでは、CASチップが内蔵され、消費者にCASに伴う不利益に加えて費用負担をも強いる仕組みが導入されようとしていると伝えられています。現在の2K放送のCAS機能はB-CASカードの方式がとられており、消費者へは「無償貸与」のかたちで提供されています。
主婦連合会は、4K8KテレビへのCASチップの内臓および消費者へのコスト押し付けに反対です。決定の白紙撤回、消費者代表の参加による開かれた議論の場の設置を求めて本年1月22日付で、総務大臣に意見書を提出済みです。
つきましては、テレビを製造するメーカーとして本件への見解を伺いたく、下記の通り質問いたします。お忙しい中恐縮ですが、4月末を目途にご回答いただきたく、お願い申し上げます。

 

 

 

質問1. メーカーは新CAS方式の採用決定に関与しましたか。新CAS方式に賛成、あるいは合意していますか。     

 

質問2. 新CAS方式において、消費者にCASの費用負担を強いることに対してどのようにお考えですか。

               

質問3. 2Kテレビは今後も現行と同様B-CASカード方式が採用されますか。あるいは新CASチップ方式となりますか。 

 

質問4. 消費者代表を含むメンバーで、開かれた議論の場を設置することに賛成ですか。

 

質問5. CASは、①スクランブル解除、②NHK-BSのメッセージ表示、③加入者識別、を実現するものであり、通常のテレビ放送を視聴する消費者にとって必要不可欠な機能ではないと考えますが、メーカーの見解をお聞かせください。

 

質問6. 4KK用のコンテンツ保護等の技術的方式を決定し、CAS部品を販売する業者を審査している(一社)新CAS協議会の代表理事には日本放送協会の専務理事が就任していますが、このことは放送法の第2015項、「協会は、基幹放送の受信用機器又はその部品を認定し、基幹放送の受信用機器の修理業者を指定し、その他いかなる名目であっても、無線用機器の製造業者、販売業者及び修理業者の行う業務を規律し、又はこれに干渉するような行為をしてはならない。」に触れる恐れがあると私共は考えますが、メーカーの見解をお聞かせください。

                                     

以上