消費者庁関連法の成立を歓迎します~真に消費者目線の消費者行政を実現させましょう~(2009年5月29日)

本日、消費者庁及び消費者委員会設置法と関連整備法、修正消費者安全法が、参議院で全会一致のもと可決され、成立しました。半世紀近くにもわたり消費者のための行政機関の設置を強く求めてきた主婦連合会は、この法案成立を歓迎するとともに、附帯決議に盛り込まれた決議事項が着実に実施されることを求めます。

 衆参両院での全会一致による可決は、これまでの行政のあり方を大きく転換させる歴史的一歩です。消費者問題の重要性・緊急性が国会の場で与野党共通の認識として位置付けられたことを意味するものとして評価します。成立した法案や附帯決議には、従来から主婦連合会が要求してきた多くの項目が盛り込まれただけに、今後の実現が期待されます。

 特に、設置法の中に「消費者の権利の尊重」が消費者庁及び消費者委員会の任務として明記され、国会での審議も「消費者目線」「消費者主役」を実現する新しい消費者行政体制の構築を目指したものであったことは、多くの消費者の思いを反映させたものでした。

 主婦連合会は、真に「消費者目線」を重視した消費者庁及び消費者委員会の設置が早急に実現し、消費者に軸足を置いた消費者行政が全国で推進されていくことを強く求めます。そして消費生活に身近な「安全」「表示」「取引」の各分野で深刻化する消費者問題や、高額化する消費者被害への実効性ある政策が、今こそ新しい消費者行政体制によって、中央・地方ともども推進されていくことを期待します。 主婦連合会は、消費者の権利の実現を目指し、新たに創設される消費者行政機関及びその体制が、泣き寝入りを強いるような旧来の仕組みを改革し、消費者一人一人を尊重し、一人一人の消費生活を守り、真に消費者目線で運営されるよう、厳しく監視するとともに、そのような社会の実現を求めて積極的に働きかけてまいります。