知の市場―共催講座―/科目内容

主婦連合会は「知の市場」共催講座を開催しています。

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科目の内容

前期開講科目(2月1日より募集開始)

化学物質総合特論 → シラバスはこちらLinkIcon


<化学物質に関するリスク評価とリスク管理の基礎知識>
化学物質のリスク評価、リスク管理は、安全で安心できる社会の実現に不可欠である。化学物質のリスクとは何か。そのリスクを評価、管理するとはどのようなことか。リスクを解析する科学的な手法をはじめ、その背景となっている考え方、化学物質管理制度、諸外国の状況などにも言及しつつ化学物質のリスク評価の全体像を解説する。また、ナノ粒子や製品事故など具体的な事例に触れるとともに、安全・安心な社会を実現する手法の一つであるリスクコミュニケーションの重要性について解説する。

日時: 2014年4月8日~7月29日 毎週火曜日 18:30~20:30
場所:主婦会館3F 主婦連合会会議室

後期開講科目(8月募集開始予定)

製品総合管理特論 → シラバスはこちらLinkIcon


<製品安全対策の基礎知識>
近年、消費者が使用する製品の安全性が大きく注目を集めている。種々の製品事故が顕在化し、これを受けて消費生活用製品安全法の数回にわたる改正が行われるなど、製品安全政策の見直しが行われた。また、2009年9月1日には事故情報等を一元的に扱うため消費者庁が設立された。製品事故の現状と製品安全政策について具体的事例に基づき分析考察するととともに、今後の事故防止方策や政策のあり方について論じる。

日時: 2014年9月30日~2015年1月27日 毎週火曜日 18:30~20:30
場所:早稲田大学西早稲田キャンパス


食の総合管理特論1 → シラバスはこちらLinkIcon


<食品の安全確保のための技術とその管理>
輸入食品の急増、国内における広域流通食品の増加などによって、食品を対象とした多様な検査が極めて重要になってきている。食品の安全性を確保し、健全な食生活を送るためにも食品衛生検査は重要な役割を担っている。近年、国内外を問わず、これらの検査結果の信頼性を確保するために定期的な精度管理の実施が要求されている。またその一方で三次昨日(生体調節機能)に係わる機能性食品の開発は急速に進展しており、これらの食品の機能評価に加えて、毒性学的見地からその安全性を確認することも重要な作業となっている。このような観点になって、一般には紹介される機会の少ない食品検査の精度管理の実際を詳説し、あわせて食品の安全性試験について解説する。

日時: 2014年9月24日~2015年1月14日 毎週水曜日 18:30~20:30
場所:早稲田大学西早稲田キャンパス