※終了【ロビー展示】「サダコと折り鶴ポスター展」

8月5日(金)より、主婦会館1階エレベーター前では、平和を祈念する意味で広島平和記念資料館から「サダコと折り鶴ポスター」をお借りして、「サダコと折り鶴ポスター展」の展示を行っています。
ポスターでは、佐々木禎子さんの生い立ちや家族とのストーリー、絵本や劇になって世界に広まっていったことなどが豊富な写真や資料で説明されています。
禎子さんは2歳の時に広島市の爆心地から1.6km以上離れた楠木町で被爆しましたが、かすり傷ひとつなく元気に成長して、運動が好きな元気な女の子になりました。ところが、6年生の秋に白血病を発症し入院します。そして、8カ月の闘病ののち、亡くなったのですが、病気を治したいという一心で薬の紙やお見舞い品の包装紙などで鶴を折り続けました。
禎子さんの死をきっかけに同級生たちは、原爆で命を落とした子どもたちの霊を慰め、世界に平和を呼びかけるために、記念碑を造る運動を始めました。そして「原爆の子の像」が造られたのです。碑文には「これはぼくらの叫びです これは私たちの祈りです 世界に平和をきずくための」と刻まれています。
いつの時代でも戦争の犠牲になるのは幼い子どもたち。平和こそが命を守ると信じて、鶴に込められた禎子さんの願いに心を添わせていきましょう。
ご来館の際には、ぜひご覧ください。

協力:広島平和記念資料館
会期:2022年8月5日(金)~8月22日(月)(予定)
時間:午前10時~午後17時30分

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