2022年6月、大気汚染による喘息患者約150人が国と自動車メーカー各社にその責任を追及するため、「全国大気汚染責任裁定」を申し立て、年内に結審を迎えます。
責任裁定に至った背景には「東京大気汚染訴訟」(主婦連も応援)で、元原告の患者らが勝ち取った医療費助成制度が縮小されていることがあります。
裁判では埒の明かない怒りをこの責任裁定で明確化。その先には公害喘息患者の発病の時期や地域にかかわらず、汚染地域全国一律の医療費助成制度の創設があります。
裁判と裁定の違いや闘いの歴史、喘息患者の辛い思いを「東京大気汚染訴訟」から患者に寄り添ってきた西村隆雄弁護士と患者会の石川牧子さんから詳しく伺い考えます。
* 責任裁定:公害に係る被害についての損害賠償に関する紛争が生じた場合に、裁定委員会が損害賠償責任の有無及び賠償額について判断する手続きのこと
■講師:西村隆雄さん
川崎合同法律事務所所属
全国大気汚染公害責任裁定弁護団 団長
■患者:石川牧子さん
東京公害患者と家族の会 会長
全国大気汚染公害責任裁定申請人団 団長
■日時:2024年9月18日(水) 14時~16時
■開催方法:主婦連会議室(主婦会館3階 定員50人)+オンライン(zoom 定員100人)
■参加費:無料
■お申込み:件名を「9/18社会部学習会」として、お名前、連絡先(電話、メールアドレス)、参加方法(会場参加/オンライン)を下記主婦連合会事務局までお知らせください。
※お申込みは、9月17日(火)までにお願いします。
お申込み・お問合せ:主婦連合会
TEL 03-3265-8121 Fax 03-3221-7864 email: info@shufuren.net