【声明】他国の主権を武力で蹂躙する米国によるベネズエラ攻撃を許してはならない

申し入れ・要望

2026年1月19日
主婦連合会

声 明

他国の主権を武力で蹂躙する
米国によるベネズエラ攻撃を許してはならない

 

米国のベネズエラに対する軍事攻撃及び大統領夫妻の拘束とニューヨークへの移送という、世界中が驚く暴挙のニュースで2026年は幕を開けました。ベネズエラが何ら米国を攻撃していない中での米国の武力行使は、自衛権の行使にも当たらず、国際法に対する違反行為であることは明らかです。世界一の大国があからさまに力で他国を蹂躙したことは、世界に一層の緊張と混乱をもたらし、先行きの見えない暗雲で地球が覆われていくようです。

トランプ大統領は「西半球はアメリカの勢力圏」とし、グリーンランド、コロンビア、メキシコ、キューバ等への武力行使も示唆しています。このように米国が、平和・主権平等・法の支配・民主主義・人権といった普遍的価値を臆面もなく踏みにじっている現実に対して、同盟国である日本政府は、その価値を守る立場から、毅然として国際法を尊重すべきという意見を挙げていくべきです。

高市首相は就任以来「強い日本」「強い経済」を目指すと繰り返し唱えています。強く、誇れる日本を目指すのであれば、基盤となるのは「平和」です。日本政府には、武力による主権侵害を決して許さず、国連憲章と日本国憲法に記された平和が何よりも大事であることを再確認し、それを堅持すべく世界の議論をリードすること、そして唯一の被爆国として、これまで積み上げてきた核に依存しない平和主義を世界に広げるという重い役割があるはずです。米国と共に軍事力を強化するのではなく、戦争を決して起こさない、そのために力を尽くすことを、日本政府に強く求めます。

以上