クリスマスや忘年会の季節です。 「急性アルコール中毒」に気をつけましょう!

クリスマスや忘年会でお酒を飲む機会が増える季節になりました。この季節は、急性アルコール中毒が原因で救急搬送される人が増加します。

昨年、東京消防庁管内でアルコール中毒により救急車で病院に運ばれた人は、11,661人(男性7,507人・女性4,154人)。月別に見ると、12月が一番多く1,452人。また、年代別に見ると、20歳代が5,115人(約44%)と圧倒的に多いことが分かります。

アルコールは、摂取量によっては死亡することがあります。美味しいお酒を楽しんでいるうちはいいのですが、体調や環境によっては急性アルコール中毒に陥ることもあります。私は大丈夫・・・と、過信せず、充分気をつけましょう。

東京消防庁では、「急性アルコール中毒にならないための注意点」として、下記の6点を挙げています。

1.自分の適量を知るとともに、その日の体調にも注意しましょう。
2.短時間に多量な飲酒(一気飲み)をすることはやめましょう。
3.お酒が飲めない体質の方は、周囲の人に「お酒が飲めない体質です」と事前に伝えておきましょう。
4.飲酒の無理強いは、しないようにしましょう。
5.周囲の人は酔った人に付き添い、一人にしないようにしましょう。
6.酔った人が吐いた場合、吐いたものが喉につまらないように注意しましょう。

【参考】http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/201211/chudoku/

「病院へ行った方が良いのか」、「救急車を呼んだ方が良いのか」迷ったときは、東京消防庁救急相談センター#7119へ(24時間対応、年中無休) 。