《参議院議員選挙に対する公職選挙法改正に関する要望》
2000年10月6日
《自由民主党、民主党、公明党、日本共産党、保守党、自由党、社会民主党、無所属の会、さきがけ、自由連合、新社会党の各党首 宛》
主婦連合会は金権政治に反対し、消費者の声を正しく反映する代表を政治の場に送る活動を続けてきました。
今回、唐突に提出された参議院の比例代表を「非拘束名簿式」にする公職選挙法改正案は、国民を無視し、党利党略のために数で決着をつけようとするものです。これは、民主主義の基本である選挙制度を根幹から覆し、金権選挙をさらに助長するものと考えます。
良識の府としての参議院本来の姿に戻るためにも、民意を反映できる公正な第三者機関を作り審議を委ねるべきです。
主婦連合会は、今回の公職選挙法改正を取りやめるよう強く要望します。