第6回「携帯電話」について~その2

【100人アンケートの結果】

第6回「携帯電話」について

調査時期 2007年4月
配布数 100
回収数  68
回収率  68.0%


Q1.あなたが契約している携帯電話の料金プランは、あなたに一番適していると思いますか?

 

Q2. 機種を変更するときの価格設定のあり方についてどう思いますか?

 

Q3. 次々と新しいモデルの携帯電話が発売されています。それを見て、あなたはどう思いますか?

◎「自由意見」はこちらに掲載しています。

 前回に続いて「携帯電話」について聞きました。
 携帯電話をお持ちでない方は回答されていないため、回答率が下がっています。
 あなたが契約している携帯電話の料金プランは、あなたに一番適していると思いますかと聞いたところ、約5割の人(47.1%)が「適している」と回答している。しかし、もっと自分に適しているプランがあると思っている人が約3割、説明をしてもらっても理解できないと回答している人が約13%おり、自分が契約している料金プランに満足しているとは言えない人が4割以上もいることが分かりました。「機種変更の際、納得行くまで説明してもらったが、使ってみないと本当に適しているか分からない」「機種変更した時、初めて新しいプランを知ることができる」との意見もあり、料金プランの変更が頻繁に行なわれ、いかに複雑なのかが分かります。

 機種を変更するときの価格設定については、「大いに不満」(22.1%)と「不満」(44.1%)を合わせると、約7割の人が不満を感じています。「大いに満足」は一人もおらず、「満足」していると回答したのは、たった5.9%。解約料を1万円払った人もおり、新規顧客優遇の価格を疑問に感じているとの意見が多く、機種を変更するときの価格設定の不透明さがうかがえる。

 次々と発売される新モデルの携帯電話を見て、「機種変更したくなる」のは約2割の人で、半数以上の人が「気にしたことがない」と回答。新規顧客優先で既存顧客には何のサービスも行わない新聞の購読契約と同じように感じます。新しいモデルの携帯を見ても、半数以上の人が「気にしたことがない」、4分の1の人は「その他」で、と回答。その他の概要は、「デザイン画の進化は好みの選択の幅が広くなっていいが、そこに機能の進化が付随していてややこしくなっている」「利用しない機能が多すぎる」「変更したいと思っても、面倒」などです。しかし、約2割の人は、新しい機種に魅力を感じ、「機種変更したくなる」ようです。

 携帯電話は便利な機器であることは間違いないでしょう。しかし、携帯電話を持つことによって、時間にルーズになった、マナーが悪くなった、危険を察知することを忘れたなど、デメリットもたくさんあります。何のために、携帯電話を使っているのか・・・不透明な料金設定には説明を要求、あなたに適したプランを提示させるなど、私たちの権利を主張し、電話会社の宣伝・広告に踊らさせられないようにしたいものです。