第12回100人アンケート「自由意見」
第12回「ミネラルウォーターと水道水」について
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・ 購入する水は、外国産の硬水が多いですが、どちらかというとたまに健康のために飲んでいます。普段はペットボトルとお金がもったいないので、浄水器を通して水道水を使っていますが、特に問題はないです。東京都も水にこだわって、安全とおいしさをアピールしているのはとても良いと思います。「水を大切に使う」意識を高めていけるのではないかと思います。
・ ミネラルウォーターしか飲まない人が増えていますが、体に良いと思い込んでいるか、もしくはなんとなく質のいい生活をしていると自賛しているのではないでしょうか。日本の場合水道水で十分だと思います。
・ 浄水場の設備は大変進歩し、東京の水が市販されるくらい衛生的で無味のようですが、水道管の老朽化に伴う金属類の溶け込みなどが、気になります。また、カルキもあり、発がん性の指摘もあり、あまり水道水のままで飲むことはありません。
・ 10数年前、関西の実家で水道水がとてもカビくさくなったことがあり(琵琶湖が渇水状態になった)、それ以来、直接飲むのは抵抗がある。浄水器が本当にいいかどうかは分からないけれど、次善の策と思っている。ペットボトルの水は、外出時などには便利だが、安全性や価格、そして環境面から、普段使いはしていない。硬水などが必要な場合もあるが、原則として日本であんな水を買う必要があるのか、常々疑問に思っている。ペットボトルの水のほうが危険な気がしている。
・ 一時、水道水についてトリハロメタンの問題など盛んに報道されていたが、現在はどうなっているのかよく分からない。(このような問題は水道水に限ったことではないですが)
・ ボトルウォーターを飲むようになって5~6年になりますが、もう水道水を飲料として飲めません。外出時もペットボトルの水を買います。最近はジュースなどではなく、水を買うことが多くなりました。健康の面から質のよい水を飲むことといわれているので、水道水を飲むとおいしく感じられないだけでなく、有害物質を取り込んだような気持ちになります。これだけ水が豊富で少し山に入ればおいしい水があふれているのに、昔は世界でも美味しい水の国として知られていたのに、今の水道水はいただけないですね。もっと上流で取水できないのでしょうか。また、下水道の整備が遅れているのではないでしょうか。
・ これだけ雨量豊富な国なのに、その水が危ないのは何に責任があるんでしょう。政治だけの問題ではないように思います。
・ 日本は元来は水の豊富な国でした。戦後上下水道の普及に伴って、水を大切に使う精神論を振り回したくはありませんが、自然への感謝を忘れ、便利さに引かれて水も使い放題、汚し放題にしてしまった結果、河川を汚し、そのまま飲める水を失ってしまったのではないでしょうか。これからは原油と並んで、水争いの時代になるといわれています。今からでも身近な水にもっと関心を払い、ペットボトル、ミネラルウォーターに頼る生活を見直す必要があるのではないでしょうか。化学薬品の多用、合成洗剤、殺虫財、漂白剤、化学肥料など日常的に不必要な薬品をあまりにも使いすぎていることに気がついていないのは恐ろしいことです。そのような情報をもっと発信していく必要を感じています。
・ 衛生上の安全は、日本の水道水は十分確保されている。長期的にわたっての健康に対する安全が確保されているとは、必ずしもいえない。生存のために水を輸入する必要性がないが、生活のレベルを上げるための需要が多いのであるから、輸入はOKだと思う。
・ 輸入する必要はないと思います。でも今の土壌の安全性を考えると飲み水だけは浄化器にたよるしかないと思っています。
・ 中学・高校の同級生が神奈川県川崎市の水道局勤務をしていた頃、水道水は飲まないほうが良いと、同窓会で話していました。10年ほど前の話です。その頃と比べると、気のせいか、水道の水質がよくなっている印象を持っています。むしろ、集合住宅のタンクなどの管理が気になっています。掃除をした経験者からの話では、かなりひどい状況だと聞いたこともあり、タンクに貯めずに、配管からの取水のほうが安心かな、とぼんやり考えていました。京都の水のきれいな山近くに住む友人の家にお邪魔した際、お湯につかると、風呂水から清明な香りが立ち上ってきて、きれいな水だからかと感心したことがありました。ところが、なんと先日我が家(東京都内)の風呂につかった時、同じ香りがしたのです。たまたまその時だけだとは思いますが、生まれて初めて都内の水からの経験でしたので、本当に驚きました。
・ 日本は他の外国に比べると水は安全にどこでも安心して飲むことができるが、あまりにもブランド水が商業化?しているせいか贅沢になってきていると思うが、浄水場から各家庭までの水を毎日口にしてよいか、心配な面もある。蛇口のまわりは放っておくと水垢で変色していたり、なかなか普段の手入れだけではおちにくい等々、気になる点がある。集合住宅ではどこの家庭でも直接口にすることはまずないのではないか。水が商売としてなりたっている。水道水が安全か、ということより、埋め立てで汚染された土地、排水で汚染された都市などをもっと真剣に考えるべきでしょう。
・ 先日中国やベトナムに行く機会があり、水に十分注意するように言われました。確かにお腹を少しこわしました。それと比べるのもどうかと思いますが、日本の水は完璧ではないかもしれませんが、「ほぼ安全」だと思います。考え方もピンきりだと思いますが、あまりに雑菌を除去しすぎると、雑菌に耐えられない体になる可能性があります。それぞれのこだわりを否定するつもりはありませんが、我が家は敏感になりすぎないようにしています。今、世間では、物事に完璧を求めすぎることが、多すぎると思います。それにより企業が、世間に対して敏感になり、細かいことや賞味期限などを隠し、してはいけないことまで隠しているのはどうかと思います。安全も甚だ怪しいもので、完全に信頼しすぎている私たちもいけないように思います。情報があふれすぎても受け止められず、右往左往してしまいますしどうしたらいいものでしょうか?
・ 質問4ですが、「日本が水を輸入する必要があるか」という問いなら「必要」はないと思います。でも需要はありますし、私も買っていますから、需要があるのに輸入しない理由もないように思います。横浜在住ですが、水道水がひどくまずいと思ったことはありません。
・ 5~6年前から娘の朝シャンで使う水量を自覚させるため、一度空の浴槽の中でやらせたところ、出しっぱなしで約10分で200リットルの浴槽がいっぱいになる量を使うことが分かり、それ以来こまめに止めて使うようになったが、朝シャンで使う湯量には何とかならないものかと頭が痛いことです。
・ 山林対策、林業従事者に対する政策ができていない。国土の70%は山林で良質な水は十分なはず。100%自給できるのだから輸入する必要ないと思います。
・ 水道水が安全で安心して飲めることが理想です。ペットボトルの水も安全なのか不安なので調査をしてほしいです。
・ 食材が全世界的なものを購入できる日本では、料理も日本の水ではないほうが良いメニューがあるかも知れず、こだわるところでは水の輸入も必要かも知れないことは思うが、基本的には日本が水を輸入する必要があるとは思いません。
・ 昭島市では東京都で唯一現在でも地下水を使っているので、浄水器をつけなくてもおいしいですが、その味に慣れていると他の地域での水道水がまずく飲むことができません。地下水は無限にあるものではないので市内に大型の施設や工場が増えると、なくなってしまう可能性があり、環境の面からいっても、好ましくないと思う。今はほとんどの家庭で浄水器をつけたりミネラルウォーターを購入している時代になってきたので、国内の水質の問題がより深刻に感じられます。
・ 何年か前までは、水を買うということはほとんどなかったが、今は災害備蓄用としてケースで保管している。また、外出した時は買うことがある。一応私にとって水=水道水ですが・・・。
・ 神奈川県では本年より水源税が導入されましたが、その税が本当に有効に生かされ安全な水確保に使われることを期待しています。
・ 水をいつのまにか買うようになってしまっているが、昨今の偽装問題があると水についてどうなるのかと思うこともある。日本ほど水道水がふつうに飲めるところはないのではないか。水を大切にする環境を作っていくことが大事だと思う。
・ 「水」は大切に使うよう心がけています。日本は水が豊富な国、輸入は運ぶ燃料のことなどを考えると環境問題にもつながり、認めることはできません。
・ 日本の水道水は安全だという神話を守り続けてほしい。
・ たまにペットボトルの水を飲みますが、今以上に水道水が安全に飲めればと思います。
・ 消費者が正しい知識を持って消費しているとは思えません。という私も知人より主人の糖尿病が治るといって高い浄水器を買っています。水道水がおいしく安全とも聞いていますが。
・ 先進国が水を求める一方、きれいな水を飲めない人がたくさんいるという事実は悲惨だと思う。
・ 20年前に住んでいた富山で美しい水と安い水道水を使っていたので、こちらの水のまずさに驚きすぐ浄水器を付けました。値段は地域差もあり仕方がないとも思いますが、まずいところは水道代も高く、ちょっと不満。とにかく安全な水を供給してほしいと思います。
・ 日本の水は他国に比べればとても安全だとは思いますが、安全な水にするために色々な薬などを使い、それが健康を害する可能性があるのには疑問を感じます。
・ 浄水器が多種類出回っているが、本当に体によいのかよく分からない。しかしペットボトルは環境によくないのでは、と心配。
・ 我が家には井戸があります。夏に冷たく冬にあたたかくおいしい水です。しかし、やはり「安心」という意味では水道水を信頼しています。
・ 美味しいとされている(売っている)ミネラルウォーターも山で飲んだ湧き水や川の水とは比べ物にはならないと思っています。
・ 特に飲み水に関心はないです。台所や洗濯の水は気をつけて流しています。油はぼろ布等でふいて洗うようにしている。
・ スーパー等ではじめに500円払ってボトルを買うと、次回からは一日一回はそのスーパーのカードでボトル一本分無料です。その水が本当にミネラルウォーターなのか、きれいな水かは分かりません。
・ ヨーロッパではワインより水のほうが高いのにびっくり!水はタダと思っている日本人としては日本の良さを再認識した。カナダのペット水の中に細菌がいたこともあってペットだから安全とは思えない。先日、東北旅行した折に恐山の途中に立ち寄った山より湧き出た水の美味しかったこと!大自然の山々に感謝。
・ 食器を洗う時、歯磨きのときなど、こまめに水を止めるだけで、どれだけ節水できるかといつも心に留めて使うようにしています。
・ 水道の水はそのままではとても飲めません。お茶、コーヒー、みそ汁など特に感じます。
・ 安全でおいしい水を飲みたいと思います。蛇口をひねればいつでも水が出る状態は感謝しております。
・ 食事につかう「水」は「水」そのもののおいしさが料理に影響するので大切です。一方「水」を無駄に使っていないか、常に考える必要があると思います。
・ 体に水分補給が必要といわれていますが、高齢だからか水をそのまま飲むことはしません。私は地震用にしか水を買いません。消費期限を見ながら、主人はコーヒー、水割りに使っています。湯水のごとく使うことのできる日本が、輸入など考えられません。私は日本の水道水は安全と思って暮らしていきたいです。
・ 東京(多分、他の大きな都市も)の水はやはり、“まずい”。昔にくらべると少しはましになったが、夏場などはついついペットボトルの水を買ってしまう。安全の力に塩素は必要かもしれないが、味は良くない。
・ 水も嗜好品になりつつあるような気がします。私は継続的に生協の水を飲んでいますが、やはり美味しいと思います。
・ 雨水を大切にしたいと思います。
・ 水は口の中に入れる食品として基本的なものです。安心して使用できるよう政府は力を入れてほしいです。
・ 工業廃水や家庭廃水には現在でも大量の化学物質が、空中にも当然大量の化学汚染。森の現象、地中汚染、どれも水の不信そして地球の悲鳴かも。
・ 水道水を何もせずに飲んで「おいしい」と思えるようにならないか?水を買うという時代になっていることが30年前は考えられなかった。
・ 安心して水道水を飲めたらよいと思います。今だいぶよくなっているようですが。
・ タイでは、歯磨きでさえも水道水ではなく、買った飲料水を勧められる。それは観光客や富裕層に限られたことで、水を買う金がない貧困層の人々は、水道水で過ごしているのでは。水道水が体によくないだとか、~産の水がよいとか、騒ぎすぎている気がする。
・ 東京や川崎の水がきれいになったと聞くが、マンションなので飲み水はやはり買っています。お料理は簡単な蛇口につける浄水器の水です。
・ 確かにペットボトルで販売されている水はおおむねおいしいと思う。ただ数種類の水をコップに入れて何が入っているかわからない状態で飲み比べて、果たして違いを区別できるか自信はない。水道水は安全だと信じて、それを浄水器などを使ってより安全に飲めるようにしていきたいと思う。浄水器を新しいものにしたとき、ピュアでおいしく飲めた。
・ 人の体を50%~80%占める水に対して意識的になったのは、子育てをしている時でした。ペットボトルの消費量が増加している背景に対して、この10年で人々の「水への意識」は反比例しているように思えます。不安ですね。