2007年3月、4月に相次いで7歳の男の子がこんにゃくゼリーを喉に詰まらせ亡くなりました。1995年から2007年6月までに起きたこんにゃくゼリーによる死亡事故例は、14件もあったそうです。
国民生活センターによると、アメリカ、カナダ、オーストラリア、韓国では2000年以降にこんにゃく入りゼリーによる死亡事故が発生しており、商品の回収や規制などが行なわれています。また、EUでは2003年にゼリー菓子へのこんにゃくの使用を禁止しています。
さて、日本は・・・農林水産省が業界団体に対し指導を行なっていますが、製品に対する規格や基準の設定、規制は行なわれていません。
こんにゃく入りゼリーは、水に極めて溶けにくく、口の中ではほとんど溶けません。国民生活センターは「窒息事故を起こす危険性を否定できない」とし、子どもや高齢者には絶対与えないことと発表しています。(国民生活センターより)