2023年11月16日
内閣総理大臣 宛
要請書
明らかに国際法に違反する
イスラエル・パレスチナ間の戦闘の即時停戦に向けて
強力な外交的働きかけを求めます
主婦連合会
イスラエル・パレスチナ間の戦闘により、パレスチナ自治区ガザ地区において、幼い子どもたちを含む多くの尊い命が奪われています。また、命をつなぐために必要なインフラがことごとく破壊され、最低限必要な物資も届かない状態の中に多数の市民が取り残され、状況はますます悪化しています。
わたしたち主婦連合会は、平和主義を守ることを運動方針の最初の項目として掲げ活動しています。恒久平和と戦争放棄を掲げる日本国憲法のもとに暮らす市民として、わたしたちは、軍事力の行使による平和などあり得ないことを強く訴えます。
国際法では、民間人に対する意図的かつ無差別的な攻撃、医療施設、教育施設などを攻撃目標とすること、人質の利用を禁じています。岸田首相は「法の支配」を重視する立場を表明しておられます。首相はじめ日本政府が強いリーダーシップを発揮し、この明らかに国際法に違反するイスラエル・パレスチナ間の戦闘を一刻も早く停止させ、人道支援のための物資搬入と市民の救済が実現されるよう、あらゆる外交的手段を用いて働きかけを強めることを求めます。
以上