ベビーカー・自転車を安全に使用していますか? ―子どもがケガをしないように注意!―

NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)が収集した、屋外における子ども(14歳以下)の製品事故のうち、誤使用や不注意な使用により子どもが重軽傷を負った事故は、平成23年度から平成27年度の5年間に60件となっており、そのうち24件では重傷者が出ています。
 3歳までの乳幼児の事故は保護者の慣れや油断から、また自転車の事故では安全な乗り方を守っていなかったり定期点検を怠ったために大きな事故に至っています。

<事故事例>
◆ベビーカーに1歳未満の男児を乗せて外出中、ハンドルロックが不十分だったために、固定が外れベビーカーが転倒し、男児が頭部を骨折した。
◆1歳男児がベビーカーに手をかけている事に気付かずに、保護者がベビーカーを開いたため、男児が開閉部分のすき間で指を挟み重傷を負った。
◆自宅の庭で、4歳と2歳の男児が自転車で遊んでいたところ、1人がチェーンとギヤの間に指を挟み、重傷を負った。

<屋外における子どもの製品事故防止のための注意ポイント>
◇3歳頃までは、保護者自身が製品使用時の危険性を認識し、子どもを製品事故に巻き込まないように注意する
◇子どもの成長に応じて、保護者が製品使用時の危険性をきちんと教える

今一度、子どもの製品の使い方を見直して、事故を未然に防ぎましょう。

<詳しくは…NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)ホームページ>
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2017fy/prs170622.html
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/mailmagazin/2018fy/psm_vol310_180612.html