食べものによる子どもの窒息事故予防のポイント

厚生労働省の「人口動態調査」によると、食べ物による窒息事故で、毎年 20 人以上の乳幼児が亡くなっています。今年の7 月、栃木県で2 歳の女の子がフルーツポンチに入っていた白玉風のだんごを喉に詰まらせ、その後死亡するという事故が起きました。

あらためて、食べものによる子どもの窒息事故予防のポイントをお知らせします。

【食べ物による窒息事故を予防するために】
■乳幼児向けには、食品は適切な大きさにして、よく噛んで食べさせる。
■乳幼児の食品に表示されている月齢などは目安であり、食べる機能の発達には個人差があることも考慮して食品を選ぶ。
■食事の際は、誰かがそばにいて注意して見ているようにする。
■急いで飲み込まないよう、ゆっくりとよく噛み砕いてから飲み込むよう注意をうながす。
■食べ物を口に入れたまましゃべったり、テレビを見ながらの食事はさせない。
■遊びながら、歩きながら、寝ころんだままものを食べさせない。
■食事中に、びっくりさせるようなことはしない。
■年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食べ物を与えないように、よく注意する。
※ピーナッツなどの豆類は、誤って気管に入りやすいため、3 歳頃までは食べさせないでください。

<消費者庁HPより>
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/120824kouhyou_1.pdf