ペットによる事故

ペット等の動物が関係する思わぬ事故が発生しています。ペットが起こす事故だけでなく、ネズミやゴキブリ等による事故や水槽用ヒーター等のペット用品による事故も発生しており、事故防止のための注意が必要です。

独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は、ペット等の動物が関係する製品事故のうち、平成19年度から平成23年度までに発生した事故は186件あったと公表。製品本体の被害だけでなく、周囲の製品や建物などにも被害を及ぼすような拡大被害が6割以上を占めることがわかりました。

【事例】
■猫がプリンターに尿をかけたため、発火
ペットの尿による電気製品の発火事故が発生しています。ペットが好む排尿場所等に電気製品や電気コードを置かないようにしましょう。

■犬がかんだ携帯電話が破裂
ペットは、小さなものを口に入れ、かじってしまうことがあります。携帯電話や携帯電話用バッテリー等は放置しないようにしましょう。電池は外力が加えられると、ショートし、破裂・発火するおそれがあります。

【下記の点に注意しましょう】
・室内でペットを飼う際には、電源コードにカバーをかけるようにしましょう。
・ストーブの周囲は、柵を設けるなどして、近寄らせないようにしましょう。
・チャイルドロックなども活用しましょう。
・ペットの暖房用に、専用機器以外を使用しないでください。

独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター PSマガジン vlo.196より
http://www.nite.go.jp/jiko/poster/poster.html#pet_130627 (3‐24ペットによる事故)