2011年6月16日
「国民生活センターの在り方の見直しに係るタスクフォース」中間整理についての消費者委員会の意見について
主婦連合会
主婦連合会は、6月10日に消費者委員会が発表した「消費者行政体制の一層の強化について?国民生活センターの在り方の見直しに係るタスクフォース中間整理についての意見」を高く評価いたします。
この意見をまとめる上で消費者委員会は、「消費者庁、消費者委員会及び国民生活センターを中心とする消費者行政体制をさらに強化していく上で、どのような体制整備が必要か」という視点から検討を行っています。そこでは各機関の果たすべき機能を整理した上でその現状と課題を確認し、課題解決のために必要な組織の在り方へと検討を進める中でタスクフォースの中間整理の問題点を鋭く指摘しており、消費者行政全体の強化を願う消費者団体として同意見を高く評価するものです。
消費者庁は消費者委員会による同意見を尊重し、現在タスクフォースで行われているように当事者のみによる議論から結論を出すのではなく、同意見にあるように「消費者・消費者団体、事業者等の関係者・有識者も加わった公開の場で」消費者・生活者の視点から消費者行政強化の議論を深め、最適な結論を導きだすよう強く求めます。
以上