2023年2月23日
消費者庁表示対策課 宛
「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」告示案及び「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」運用基準案に関する意見
主婦連合会
※「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」告示案及び「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」運用基準案に関する意見募集についてはこちら
1.「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」告示案について
意見:「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」告示案に賛成します
理由:ステルスマーケティングを社会規範上行ってはならない行為として法的位置づけを示すことにより、適正な表示にもとづいて消費者が自主的、合理的に商品・サービスを選択する権利の実現に資すると考えます。
2.「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」運用基準案について
意見:今回示された運用基準案に賛成します。ただし必要に応じて、適宜迅速に見直しを行うことを求めます。
理由:運用基準案については消費者庁検討会の報告書の方向性に沿った内容であり賛成しますが、今後の運用で多種多様なステルスマーケティングに対応ができるかどうかを注視し、デジタル技術進歩などによる新たな手法に迅速に対応できるよう、適宜見直しを行っていく必要があります。また、告示改正運用後も消費者を誤認させる悪質なステルスマーケティングの状況が改善されない場合には、課徴金納付制度などの導入や規制の対象範囲の拡大など、更なる措置への検討が必要です。
以上